木工製品の販売を行うサイト
御所工芸館を作りました

私のホームページへ、ようこそ、いらっしゃいました。
自己紹介させていただきます。


製薬会社の仕事
 私は、横浜で生まれ、東京にある製薬会社の研究所で、免疫・アレルギー関係の仕事をしていました。39歳のとき、思うところがあって、会社を辞めました。
ログ・ビルディング・スクールに入校
 その年の夏、ログハウスの世界では有名な、B・アラン・マッキーのログビルディング・スクールに入り、3週間の講習を受けてきました。全く知らなかった世界を知り、強い刺激を受ける体験をしました。記念に、斧の柄にマッキー氏のサインをいただき、一緒に写真を撮りました。
熊本に移住
 次の春、熊本県矢部町(現在の山都町)に杉林の土地を買い、移り住みました。1999年5月のことです。一面に杉の木が生えていて地面にあまり日が当たらず、私が買うまでは、そこで椎茸が栽培されていました。1キロメートルほどのところに、40数世帯程度の人家があり、たまたま空き家があったので、そこを借りて住むことにしました。
杉の木を伐採
 まず、自分の土地の杉を切り倒すことから始めました。もちろん、何の経験もなければ、伐採の作業を見たこともありませんでした。私の借りている家の大家さんにあたる大窪洋進さん(後に、御所オートランドを一緒に運営していく仲間になりました)のお父様に教わりながら、1日だけ伐採を体験しました。また、林業を仕事にしていて、四十数世帯のまとめ役でもある区長の藤田さんの伐採の様子を、勉強のために半日見せていただきました。そして、自分の土地の木を切り倒し始めました。最初は、1日に1本だけ、次は2本と、切り倒す数を少しずつ増やしていきました。

最初に切り倒した記念すべき1本目でテーブルを作ってみました。

 何本か切り倒して上を見上げると、ぽっかりと穴が開いたように空が見えるようになり、日が差したときには、ちょっと感動しました。少しずつ慣れて、気がつけば、収拾がつかないほどの本数の木が横たわっている状態になりました。
ログハウスの製作開始
 伐採した木の枝を切り落として移動し、切り株を掘り起こし、大きな穴を掘って枝と切り株を入れて燃やし、整地して、というように、ログハウスを作り始めるまでの準備にも、一人でかなり四苦八苦しました。ある程度の広さの平らな土地ができた時、すごく嬉しかったことを覚えています。
 伐採した木の皮むきを始め、いよいよログハウスの製作に着手しました。最初は、丸太を切って埋めただけの仮の基礎の上に、ログハウスを仮り組みしていきました。ログハウスの1段目を組んだのが、2000年3月末でした。
御所オートランドのスタッフに
 私がこの地に移り住んできたちょうどそのころから、牛の放牧場として利用してきた約70ヘクタールの広大な土地を、バイクや四駆で走るオフロードコースとして利用するという活動が、地元の人たち皆の協力で、盛んに行われるようになってきました。私が移り住む数年前からその活動は始まったらしいのですが、最初は四駆だけを対象としていたのが、その年にバイクのコースを造ったことで本格化してきました。ほぼ1年が経過して、御所オートランドの運営を、今後どのようにするかという会議が開かれました。そのときから、私は、8人のスタッフのうちの1人となり、御所オートランドの運営に本格的に関わっていくことになりました。2000年1月末のことです。
出会い
 ログハウス製作のためのクレーン購入の世話をしていただいたり、ログハウス作りのアドバイスをいただいたり、ログハウスの仕事を少し手伝いに行ったりと、いろいろとお世話になっていたログ工房・エルカンポの曽我部さんを通じて、ある女性と知り合いになりました。2000年夏のことです。その女性が、現在の私の妻です。

個人事業
御所工芸館を開業
(2009年11月)

最初の注文で作ったテーブルの脚です。

2本の丸太をくり抜いて作りました。


山都町役場の施設「ふれあいバスセンター」に、
私の作ったベンチが採用されました。


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